ただ考え方が違うだけ

人それぞれ、考え方や物事の捉え方は異なるわけで、

誰しも、理解しがたいことがあるかと思います。

そんな時、自分と違うからといって否定するのではなく、

お互いを尊重し、理解しようと努めることが重要です。

・・・という話をしたいのではありません、今回は。

食べ物とか、音楽とか、趣味とか、そういったものの好みは、

人それぞれで、そこに優劣はないかと思います。(完全にないとも言えないですが)

ただそれが、例えば、IQの話になるとどうでしょう？

IQが高い方が優れている、という認識ですが、よくよく考えると、

IQが高い人と低い人は、ただ考え方が違うだけなんじゃないかと思うわけです。

(僕自身、IQは高い方なので負け惜しみではないとだけ言っておきます)

バカと天才は紙一重とも言いますが、これが解けたらIQ120という問題でも、

え？そんな発想あり？いやいや、意味わかんないでしょ(笑)って、なることも

なくもないですし、そもそもその発想ができたから何なの？って思います。

さらに例えをあげてみますが、相対性理論について。

僕は内容を知らないので、偉そうなことは言えませんが、

相対性理論を理解できる＝頭良い、みたいな風潮があるかと思います。

でもこれだって、そういう考え方もあるってだけで、

理解できない＝頭良くない、ではないと思うんです。

考え方が違う人に、相対性理論の説明をしても理解できない、

え、その理論どういうこと？となるのは、ピーマンが嫌いな人に、

ピーマンの魅力を伝えても理解されないのと同じことである、僕はそう思うんです。

結局何が言いたいのかというと、ほぼ全ての物事は、

どっちが正解っていう明確な答えがあるわけじゃなくて、

ただ、違う見解があるだけなんじゃないの？ということです。

それを踏まえて上で、私たちにできることは、

考え方が違うからと、ある程度の妥協は許して仏のように生きるか、

自分の意見が認められる(同じ考え方の)場所を探すことなんじゃないかと思います。

自分の意見を否定されても、それが全てじゃないし、

世界はもっと広いんじゃないかと、そう思うことができれば、

けっこうポジティブに生きることができます。