本を読むこと。アウトプットすること。
社会人になって1年目のころ、勉強のために「本を読みましょう」って
よく言われたんですけど、なんだかな〜って感じでした。
まあ、僕は根が真面目なので(自称)、最初の頃は、
「最強の働き方」とか、「人を動かす」とか、他にも分厚いビジネス書とかを
読んだわけなんですけど、なんかだんだんと馬鹿らしくなってきたんですよね。
というのも、当時僕に読書を勧めてきた上司が、
たまにドヤ顔で本に書いていたことを話していたりとか、
(さも自分の意見かのように)
語る割には、実践されてなかったりとかで。
なんか、ただの上司の悪口になっちゃいましたが、
結局、本を読めっていう人の多くは、それで知識だけは増えて、
行動には反映されてないのに、なんか成長した気になって、
読書こそ至高みたいなことを言うってことです。
僕は、勉強しなくても成績がいいタイプだったんですけど、
こういう、ずれてる「意識高い系」が嫌いなんですよね・・・。
もちろん、中には読んだ内容を実践に落とし込んでいる人もいるし、
本を読むことが好きな人もいるわけで、読書そのものを否定するわけではないですけど、(僕も中学生〜高校生のころは、よく小説とか読んでましたし)
本を読むだけで成長した気になっている人は、考えを改めて欲しいですね。
この読書を勧めてくる「意識高い系」の人も嫌いなんですけど、
それよりもっと嫌なのが、本の内容をまとめる=アウトプットだと思っている人。
読書=インプットするだけじゃダメ、アウトプットすることが大事だ!
という考え自体は、その通りだと共感するのですが、
アウトプットとして、本の内容を自分なりにまとめてプレゼンしましょう!
なんてこと言い出すんですから、ほんと困ったものです。
別にまとめることは悪いことじゃないし、それによって理解が深まるのも確かですけど、
結局それは、インプットの延長にすぎないんじゃないかな?と思うわけです。
アウトプットっていうのは、本に書いてある内容を実践する、行動に移すことで、
そのうえで改善していくことが大事なことでしょ、と。
この手の人たちは、インプットとアウトプットのバランスが大事で、
しっかり勉強して、それを自分の言葉でまとめましょう!と言うわけです。
まあ、学校ではそう教わるから仕方ないのかもしれないけど、
実践するためのインプットなわけで、実践が伴わないと意味はないし、
実際にやってみることで、新たな発見とか、本当にためになるインプットに出会えると、僕はそう思っています。
成功するために本を読んだり、ネットで調べたりでノウハウを得るのはいいのですが、
人の数だけ考え方があって、成功する方法もそれと同じように、一つじゃないと思います。
ひたすらそういう知識をインプットするっていう、キリがない作業をするよりも、
やることをシンプルにして、自分なりに考えて、改善していくことが、
なにより大事なことなんじゃないでしょうか?
(と思いながら、成功することを夢見てとりあえずブログ書いてます。)