シンプルに勝つ極意【まっさらFX】

シンプルさを突き詰めた「まっさら」チャートのFXで脱サラを目指します。

1年で大学を辞めた話

現在、社会人4年か5年目で、よく20代後半と間違われるのですが、

まだ20代前半、気持ちはハタチのままです。

 

大学をたった1年で中退したということで、

世間一般的には「高卒」なのですが、

自分的には「高卒」と「大学中退」は似て非なるものであると思っています。

 

別に、学歴に大きなコンプレックスがあるわけでもないし、

現在の職場も学歴というより、実力を評価してくれているので、

どっちでもいいっちゃいいんですが・・・。

 

少なからず、大学に行ったという経験は、

なんらか、僕の人生観に影響しているのかなと思います。

 

結論を言うと、大学いかなくてもいいんじゃない?派 なんですが、

現在進路に迷っている学生さんに向けて(読んでくれてると嬉しいです)、

僕が大学進学→中退に至った経緯をお話しします。

 

参考になるかはわかりませんが、こういう生き方もあるんだなって感じで。

 

遡ること高校受験 

そもそも大学進学を意識したのが高校に入ってからでした。

高校受験、早い人だと中学受験の段階で、将来の目標を設定し、

それに向けて進路を決めていくのがいいと言われているのですが、

僕の場合も例外にもれず、中3の時に、

将来を見据えて、行きたい高校を考えたわけです。

 

ただ、将来何になりたいなんて決まるわけもなく、

とりあえず無難に、地元の公立高校に行くことにしました。

一つだけはっきりしていたのは、

この段階では、大学には行かないつもりだった、ということです。

(家庭の経済的な事情が大きかったですね)

 

「特にやりたいことも決まってないですけど、

〇〇高校にします。(仲の良い友達も行くし)」ということを

進路を決める三者面談の時に話したのですが、

成績が良かったということもあり(プチ自慢です)、

先生からは、地元私立校の進学クラスを勧められました。

 

この時、正直この話には乗り気ではなく、実力試しとして

とりあえず試験だけ受けることにしたのですが、

結果的にこの高校に入学することとなりました。

 

というのも、特に勉強もせず、入学するつもりもないから

緊張もすることなく受けたこの私立高校の試験で、

学費全額免除の特待生で!という自分でも驚きの好成績となったのです。

 

この結果に、オレ天才!とすっかり有頂天になった僕は、

そのまま、この高校に入学しました。

 

祝!大学生

入学後は、たいして成績が良いわけでもなく、

部活がそこそこ大変だったこともあり、

勉強が疎かになっていく一方でした。

 

そんなこんなで、高3の夏を迎え、

いよいよ、今後の進路を決める時期となりました。

 

そもそも、僕の高校は大学進学を前提とした進学校(自称?)だったので、

基本的にはどこの大学にいくか?という議論になり、

また、僕自身、相変わらずやりたいことも決まっていなかった為、

すぐに就職するイメージがわかず、とりあえず大学に行くことにしました。

 

部活を引退してからの高校生活はあっという間に過ぎ、

僕は無事、大学生になることができました。

 

大学生というと、とりあえず髪染めてみたりと、

なんかチャラチャラしたイメージが僕の中にはあり、

そんなチャラいやつにはなりなくない、という気持ちが強かったです。

 

授業は真面目に受け、そこそこの勉強をして成績は上位を目指す。

それと同時に、将来に向けて、自分のやりたいことを決める。

それが、僕の大学生活の理想形でした。

 

なんか違う・・・

割と順調に半年ほどが過ぎたのですが、

大学の講義自体には面白さを感じず、

この分野の延長線上にある、自分の将来が全く見えませんでした。

 

 

僕の行った学部は、工学部だったのですが、

その理由も特に明白なものはなく、

英語・国語が嫌いだから理系にしよう→医学部・薬学部はムリ、

農業はダサいから農学部もなし、そんなに理屈が好きなわけでもないから理学部もダメ、うーん・・・、工学部でいっか、って感じだったこともあり、

全く大学で学ぶ意義を見出せなかったのです。

 

そんな大学生活で、唯一楽しかったのが、

夏休みの1ヶ月、住み込みでバイトしたことでした。

 

旅館のレストランのサービスをやったのですが、

それが想像以上にやりがいを感じるものだったのです。

 

人見知りで、接客業なんてやりたくないと思っていたのですが、

けっこう楽しいもので、しかも、自分は割と飲み込みが早く、

仕事ができる系なんじゃ?ということもわかりました。

 

これまで全くイメージできなかった、「働く」ことを経験したことで、

僕の人生の可能性が、大きく広がった気がしました。

 

そういった経験もあり、1年が終わる頃には、

大学やめようかなー、どうしようかなー、という状態でした。

 

でもやっぱり不安が大きいよな〜、と

どちらかというと辞めない派が過半数を占めていた状態がしばらく続いていましたが、

ある日の、数学の期末テストをきっかけに、僕は大学を辞めました。

 

とりあえず、単位はとっとかないと、と

しっかり勉強してテストに臨みました。

 

その日のテストは、数学の線形代数でした。

配られた問題を一通りながめ、全部解けることを確信しました。

 

と、同時に、こんなテストになんの意味があるんだろう?と感じたのです。

このテストで試されているのは、発想力とか、論理的思考力じゃなくて、

ただ、計算ミスせず解けるかどうか、そんなの計算、コンピュータにやらせればいいじゃん。

 

そう思った僕は、白紙で答案を提出し、

そのまま退学届を提出して家に帰りました。

 

人生を楽しくするには「変える」ことが必要

その後、バイトで行った職場で人間関係に恵まれ、

そこで社員となり、結果論かもしれませんが、

あの時大学辞めて良かったな思っています。

 

学校教育のあり方については、改革の声も叫ばれ、

色々と議論されていますが、実際に大学を中退した僕としては、

結局、ひとそれぞれ、自分に合うかどうか、だと思います。

 

ただ、大学に行くことが全てじゃないし、

それは、何かのための手段であるという意識をもつことが大事かなと。

 

そういった意味で、大学にいかなくてもいい、

そこにこだわる必要はないんじゃないか、と思うわけです。

 

 

AIなど、IT技術の進歩により、決められたことをしっかりできる人より、

独創性や発想力を持った、なにかを生み出せる人の需要が高まっています。

*プログラミング学習も必修化となりますね

国の思惑通り?プログラミング必修化について - シンプルに勝つ極意【まっさらFX】

 

そういった能力を伸ばすためには、現状の教育はよくないと言われているのですが、

社会や教育制度のせいばかりにしていても、なにも変わりません。

 

僕は大学をやめる、という決断をしましたが、

何か新しいことをやってみる、というように現状を変える行動を起こすことで、

自分自身の経験として成長(変化)につながり、人生が好転していくのではないかと思っています。

 

実際、僕自身、サラリーマンとして安定してきましたが、

飽きてきたこともあり、こうしてブログやらFXに取り組んでいます。

(うまくいくかはわかりませんが・・・)