何を反省するべきか?勝ちにつながるFXトレード日記
FXのトレードをする上で、
トレード日記的なものをつけるのは大事なことです。
いくら過去検証やデモトレードをやっても、
自分のトレードを反省し、改善していかなければ
意味はありません。
ただ、このトレード日記も、
やり方を間違えればなんの役にも立ちません。
僕自身、1年ぐらいトレード日記をつけていましたが、
勝てるようにならず、項目を変えてから、
勝ちにつながる反省ができるようになりました。
この記事では、僕のダメだったトレード日記と
勝てるようになったトレード日記を比較しながら、
トレード日記のポイントについて説明していきます。
まず、ダメだった頃のトレード日記から。
当時の僕は、15分足をメインに、
1日に2~3回ほどのトレードをしていたのですが、
1週間ごとにデータをまとめて記録していました。
トレード日記の目的としては、
どうすれば勝ち続けられるか?(破産しないか)
の参考にするためでした。
そのために、週ごとの勝率と損益率(平均利益/平均損失)
を計算し、「バルサラの破産率」という表と
見比べていました。
これが、バルサラの破産率の表なのですが、
表内の数字が破産する確率です。
とにかく、破産しない為には、
勝率か損益率を上げる必要がある為、
その参考として、トレード日記をつけていたのです。
このトレード日記ですが、1回1回のトレードについては
データを記録していなかった為、
トレードそのものの反省には使えず、
大した意味のないものになっていたわけです。
ここで改めて、トレード日記の目的について説明します。
1回1回のトレードについて、
・エントリーポイントが正しかったのか?
・損切り、利確の設定は妥当だったのか?
この2点を振り返ることが必要で、
それをしっかり分析した上で、
次のトレードでは同じミスをしないことが重要です。
それを踏まえた上で、僕が現在進行形でやっているのが、
ブログでのトレード日記と、表形式での記録の併用です。
ブログについては、
上のリンクを参考にしていただきたいのですが、
エントリーを決めた時点でのチャートの画像つきで、
その時のエントリーや決済に関する
考え方を記録しています。
さらに、結果がどうなったかも、
同じように画像付きで記録しています。
これによって、自分のエントリーが正しかったのか?
を確認できるかと思います。
続いて、こちらが表形式の記録です。
エントリーや利確、損切りの価格を記録しており、
トレードの履歴を一覧で見られるようにしています。
メモとして、簡単な反省を書いていますが、
対応するブログのリンクも貼っている為、
すぐに詳しい反省も確認できます。
そして、なにより重要なのが、
決済後の動きも記録していることです。
利確した後にさら利益が伸ばせた、とか、
損切りしたけど、その後結局予想通りに動いた、など
自分の利確、損切りのポイントが妥当だったのか?
記録することで、次回の改善に繋げることができます。
これは、表形式じゃなくても、
ブログの画像にでも付け加えればいいのですが、
表形式の方が、一覧で見やすく、
自分のトレードの傾向分析に役立つと思っています。
まとめると、トレード日記をつける際のポイントは、
・エントリー時の根拠をしっかり記録する
・利確、損切りの根拠も記録する
・エントリーがよかったのか振り返る
・利確、損切りが妥当だったのか、
その後の価格の動きから振り返る
・振り返った内容から自分の負けパターンを改善していく
こんな感じです。
トレードの負けは多くても、
負けパターンはそんなに多くありません。
勝てないのであれば、まずはトレードの回数を減らし、
1回1回のトレードをしっかりと見つめ直しましょう。